通信制大学は入学試験がない?

通信制大学に一般入学する場合

通信制大学に一般入学する場合、基本的に英語や数学などの学力試験を受けずに入学できます。通信制大学の一般入学試験は、書類審査、面接により選考するのが一般的です。通信制大学によっては小論文が含まれることもあります。

通信制大学には、IT学部や放送学部のような珍しい学部もあります。保育や福祉関係の学部もあるので、短期大学や専門学校と並行して入学を検討するケースも多いです。通信制大学は出願期間が長いので、事前に十分準備をした上で入学できるという点がメリットです。通信制なので毎日通学する必要もなく、自宅で学習できるという自由度の高さもメリットですが、4年間で卒業できる生徒の割合が一般的な大学よりも低いというデメリットもあります。

通信制大学に編入する場合

通信制大学は、一般の大学や短期大学から編入するだけではなく、学士入学や社会人枠編入などもあります。そのため、大学卒業後や社会人として働いていた人でも入学することが可能です。ただし、編入学で学生を募集する場合は、基本的に欠員が出た場合に限ります。そのため、希望する時期に必ず入学できるわけではないので、常日頃から希望する通信制大学の学部で追加募集を行っているかをチェックしておかなくてはいけません。

一般的な編入学試験は、英語、専門科目、書類審査、小論文、面接が行われます。一般的な大学や短期大学から編入する場合、3年時に編入学することが多いです。その際には、過去に在籍していた大学、短期大学で修得した単位が認定されます。